くるりんボとは

平成19年7月オープンのボランティア支援センターが「くるりんボ」です。オープン時に住民からの応募により愛称が『くるりんボ』に決定しました。
「くるりんボ」の「ボ」はボランティアの「ボ」です。ボランティア精神が、子どもから大人まで多くの人に伝わっていくと共に、くるりと人(ボランティア)の輪ができることを願い付けられた愛称です。

運営形態

那珂川市ボランティア支援センターくるりんボは公設民営のセンターであり、社会福祉協議会(Council of social walfare) とNPO(Volunteer)と行政(Government)の三者で運営をしています。三者は「市内のNPO・ボランティア活動の活性化により、誰もが住みやすいまちになることを加速させる」ことを目的に運営しています。
(現在の運営受託者は NPO法人 絆・なかがわ です。)

センター概要

那珂川市ボランティア支援センター「くるりんボ」は、「くるりんと輪になるボランティア」の由来通り、地域やひと、環境などのためという思いを持つボランティアやNPO、住民(市民)活動団体や自治会(地縁団体)などのあらゆる活動をサポートできるよう、社会資源がつながりあうセンターです。那珂川市の活動者の「拠点」として、みなさんが活動しやすい環境づくりに取り組んでいます。

4つの理念

「みつかる」…センターがもつボランティア、NPO等の情報を共有できる場を目指す。
「つながる」…誰もが集い情報を交換し、交流のできる場を目指す。
「ふかまる」…ボランティア活動の発展、充実に向け一緒に考えられる場を目指す。
「ひろがる」…ボランティア活動が広く認識され、協働のまちづくりを推進する場を目指す。

ボランティア・NPOについて

ボランティアとは

①自発性

自分の意思でする。命令されたり強制されて行う活動ではない

Point:「慈善」「奉仕活動」=ボランティア →×
遅刻した罰でボランティア →×

②無償性

見返りを求めない。報酬を期待しない。

Point:見返りを求めず活動した結果、交通費やお弁当等の感謝の言葉が返ってくることがありますが、「受け取ったらボランティアではない」というわけではありません。
ボランティア=無料 →×
いいことをしているからお金をくれて当然 →×

③社会性(=公益性)

不特定かつ多数の利益。誰もが関われる活動

Point:私益(自分の利益)・共益(仲間内の利益)は限られた活動になりますが、活動を広げ誰でも関われるようにすることで公益活動になります。

④創造性

自由な発想で活動できる。他の組織が取り組めないことにチャレンジできる

Point:様々な組織がありますが、ボランティアは比較的自由に活動できることから、性質上、行政や企業が取り組めないことにも取り組むことができます。

NPOとは

NonProfit Organization = “民間”非営利組織

直訳すると非営利組織ですが、行政と区別するために民間とつけています。
営利(株式会社の場合):利益の拡大を重視
配当・分配を手段として活用する

非営利(NPO法人の場合):すでに拠出された金品の返還はできない
不当に高額である報酬や賃金における分配はできない
NPOは民間の非営利の目的が公益的で市民の自発性に基づいた組織