三者合同研修~協働について学ぼう!

今回は、ボランティア支援センターを運営する三者(NPO法人、行政職員、社会福祉協議会職員)が集まり、「協働」について理解を深める『令和元年度 三者合同研修』の様子をPick upします~!\(^o^)/

2月14日(金)『三者合同研修』を開催しました!今回は、「協働の出会い・きっかけ・その後」をテーマに、カフェ形式での研修会を開催しました☆

当日は、17名の方に参加して頂きました!参加して頂いた皆さんありがとうございました!

実際に、協働事例なども話して頂いたことで、協働についてのイメージが持ちやすく、あっという間の1時間半となりました~(^^)/

では、早速その時の様子をご紹介します!

講師ご紹介

今回は、講師の先生として、NPO法人 ドネルモの宮田様をお招きしました。宮田様は、NPO法人 ドネルモの事務局長をされている傍ら、様々な場所で講演や研修をされていらっしゃいます。ご多用の中、大変貴重な研修をありがとうございました(^^)

研修概要~☆

三者合同研修とは?

ボランティア支援センターくるりんボは、NPO法人 絆・なかがわ、行政、社会福祉協議会の三者がそれぞれの視点や強みを活かし、連携・協力をしながらセンター運営をしています☆

研修会では、センターを運営する三者が「協働」についての共通認識を持ち、「協働のまちづくり」を推進していくための方向性を共有しています(^^)/

今回の研修では、協働の出会いや始まり、その後について理解を深めることで、それぞれの立場や強みを活かした協働の進め方を改めて考える機会となりました!

三者合同研修スタート~☆

協働とは?

19時30分~参加者の皆さんにはグループに分かれて頂き、研修会をスタート!!

まず、協働の基礎について、「協働ってなんだろう?」というお話がありました!

協働とは、多様な人々が自分のできることを持ち寄って、お互いに協力しながら、ある課題の解決を目指すことなんだそうです!(#^.^#)

 

例えば、とある町に住んでいるとします。町には、スーパーがなく、買い物をするときは八百屋さんやお肉屋さん、果物屋さんなどそれぞれのお店に行きます。

ある日、地域の会合で、高齢者の方が「それぞれのお店は、離れた場所にあるので、車の運転ができない人はバスを乗り換えたり、日ごとに買い物に出かけたりしなければいけないので大変。まとめて買える場所があれば良いな。」とポツりと話されました。

それを聞いた八百屋さん、お肉屋さん、果物屋さんは、スーパーを建てることは難しいかもしれないけれど、それぞれができることを持ち寄ればスーパーの代わりになるのではないかと考えました。そこで、月に1回、まちの中心地の空き地を利用して、それぞれが野菜、お肉、果物を持ち寄った「まちスーパー」を開くことにしました。この「まちスーパー」ができたことで、高齢者の方だけでなく、小さな子ども達や子育て世代の方など、たくさんの方々にとっての大切な場所となりました☆

ここでは、野菜屋さん、お肉屋さん、果物屋さんが協力し、それぞれが販売している商品を集めたことで一つの「まちスーパー」を開くことができました。また、土地探しは不動産、広報や周知は行政職員、ボランティアで店員として関わっている地域の方々など、たくさんの方々のそれぞれができることを協力し合った結果、この「まちスーパー」の開催に繋がっています~!(^^♪

( ※ この事例は、宮田様の事例を元に考えたフィクションです。考え方の一つの参考になれば幸いです。(^_^;))

 

協働と言えば、難しく考えてしまいがちですが、自分達だけではできないことも様々な方々の支えや協力を得て、課題の解決を目指すことが「協働」であると学べました!

自分達以外の方と何かをやらなければいけない状況、自分達だけではできないという目的の為に「協働」の形があると実感しました(^^)

協働の範囲とは?

次に、様々な協働のかたちを教えて頂きました!

協働には、行政とNPOが実行委員会を組織して行う協働事業などもありますが、委託や補助、後援、共催なども協働と言えるんだそうですよ~(^^)/

協働とは、より良い状態をつくる為に、両者が力を合わせることが大切となり、態度や振る舞い、プロセスが重要なのだと教えて頂きました☆

委託や補助の関係であったとしても、お互いが目的を意識しながら、意見を出し合う、お互いをリスペクトしたり尊重し合ったりしていれば「協働」と言うことができます!つまり、そうでなければ単なる委託や補助の関係になってしまうんだそうです!

様々な協働の形を学ぶことができ、これまでや現在行っていることが「協働ではないかな?」、「協働をやってたんだ!」と振り返ることができました~)^o^(

今回の研修を通して、まずは、自身が思い描く、より良い状態の実現に向け、「自分だけではできないこと」を構想すること、現在、行っている活動や事業を工夫したりすることが協働に繋がると学べ、協働だからといって特別何かしようとしたり難しく考えたりする必要がないことが分かりました~!(^^♪

今回、ご協力頂きました講師の宮田様、参加して頂いた皆さんありがとうございました☆


《 告知 》

くるりんボでは、3/7(金)10:00~12:30『えんがわカフェ+(プラス)』を福祉センター3階で開催します!

今回のテーマは、「SDGs×那珂川市の未来を考える」ということで、ざっくばらんに楽しみながら那珂川市の未来について語り合ってみませんか~\(^o^)/

くるりんボFacebookイベントなどでお知らせしていますので、ぜひご興味のある方はご参加下さい☆